サルスベリ

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ミソハギ科サルスベリ属

昔、我が家の南側の庭に、百日紅の樹が有った。
それは、とても、綺麗な樹の肌をしていた。
庭は、母の憩いの場所で、年二回、庭師さんが入って、四季折々の庭が楽しめていた。
私は、この庭が、余り好きではなかった。
今思うとどうしてか良く分からないが、兎に角余り愛でたことは無かった。
春は、色々な色のツツジ、山吹、モクレン、雪柳、スズラン、沈丁花、牡丹・・・
夏は、ユリ、くちなし、紫陽花、百日紅・・・
秋は、キキョウ、萩、ドウダンツツジの紅葉も見事だったし、名も聞かなかったけど山野草がたくさん・・・
冬は、山茶花、椿、南天の実も可愛いかったし、金木犀も良い香りがしたし・・・

そうそう、学校から帰ると、イチジクを取って食べたり、ザクロの実を食べたり。
小さな池には、カエルもいたし・・・きっと、もっと色々なお花や樹が有ったと思う。

それらを、みんな取り壊してしまったのは、わたし・・・・。
想い出しながら、それらの樹やお花を、小さくなった庭に、少しだけ植えて母へ捧げている。

この樹は、最近少し大きくなったせいか、樹肌が剥けてきた場所が有って、そこには、あの懐かしいツルツルの肌が・・・。
嬉しくて、嬉しくて・・・・だから、早速今日は、母にご報告。

『母さま、百日紅の花が咲きました。北側の庭にあるので、かなり遅いですが、それでも色鮮やかです。
小さな・・・お庭とも呼べない程にしてしまって、ごめんね。
私では、管理できなかったの。でも、頑張るべきだった。ごめんね。

母さまが、それでも近くに残したくて、ご近所に差し上げてた木々や花は、代変わりしたので、
元がこの庭に有ったものと知る人がいなくて・・・・それでも、あぁ・・・
貴方の愛した花や木だと、わたしは知ることが出来るから、

時々、嬉しく。
時々、寂しく。
時々、恋しく・・・思う日々を過ごしています。』


このお花の育て方などは、「花綴り」に・・
サルスベリ

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